nanacoは破棄決定。〜4年越しのnanacoショック〜

nanacoショックとは…

クレジットチャージでポイント二重取りができたり節税にもなると人気だったnanacoカードで、2014年以降、あらゆるクレジットカードのチャージ分のポイント還元率が軒並み下がったり新規募集が停止されたりということが起こって、節約家たちを震撼させたという重大な事件です。

国民健康保険65万円請求された話で、国民健康保険料をずっとnanacoで支払ってきたという話をしました。

今年からはpaypayで払っているんですが、今回65万円(1回65,000円)の振込用紙が届いたときに「nanacoやと1回50,000円までしか払えへんやん」となり、「他の方法は?」とあらためて調べ直したわけです。そうしたら、衝撃の事実が発覚して泣いた話をしますね。

衝撃!nanacoでポイント、ついてなかった

夫と結婚した2016年当初、お金がなく少しの無駄な出費も惜しかった私たちは、日々の節約に勤しんでいました。

夫と2人、ネットで買い物をする時はいろんなサイトを調べまくって、1円でも安いところを探し、スーパーには毎日歩いて通ってその日の安いものを厳選して買い…そうそう、鶏のむね肉100g39円セールにはかなり助けられましたね。

数ヶ月に一度、2人で近所の鳥貴族に行くのが些細な贅沢でした。(数ヶ月に一度の贅沢でも鶏肉なんかい!)2人でお腹いっぱい食べて、ビール飲んで、2000円台!なんて安上がりな贅沢なんでしょう。

貧乏自慢はこんなもんにしておきましょう。

そんなこんなで、とにかく、少しでも得しようと奮闘していたものです。

今から考えると、その調べている時間やスーパーに通う時間を仕事にあてて少しでも稼ぐべきでは?と思うんだけどね。

ポイントを得るためにクレジットカードで払えるものはすべてクレジットカードで払い、それ以外はクレジットカードでチャージできるnanacoカードで払うようにしていました

国民健康保険や、水道代、年金もコンビニでnanacoで払っていました。

その時メインで使っていたクレジットカードは楽天カード

nanacoのチャージももちろん楽天カードからでした。毎回、1%のポイントが付いているはずでした。

 

それがですよ、みなさん知ってました?

楽天カードは、2017年11月利用分より、電子マネーのnanaco、モバイルSuicaへのチャージはポイント対象外になっていたんです!!!!

な、なんやて!!!?

 

 

夫が会社員をやめて個人事業主になったのは2016年夏

楽天カードでのnanacoチャージがポイント対象外になったのは2017年11月

つまり2016年時点は、それで間違っていなかったんです。楽天カードでのチャージ分も1%のポイントがついていたはず。

そして、今は2021年・・・。

2017年から実に4年もの間、毎回ポイントがついていると信じて疑わなかった私たち。

いそいそとnanacoにクレジットチャージし、仲良くコンビニまで足を運び、レジで「現金確認お願いします」と言い、ピピッと数万円の支払いをし続けてきたのです。いったいいくら分のポイントをとり逃したのか・・・は、悔しいので計算していないけど、ショックすぎるやん!!!

 

nanacoチャージでポイントをもらうには?

現状、nanacoチャージでポイントが貯まるのは、
  • リクルートカード
  • JMBローソンpontaカードVISA
  • セブンカードプラス
  • セブンカード
↑この4つのみ。
さらに2020年3月12日からは、チャージできるクレジットカードとして新規登録できるのは、
  • セブンカードプラス
  • セブンカード
↑この2つのみになっている。

さらにさらに、セブンカードは新規発行を終了しているとのこと。

 

つまり、これからもしnanacoでの支払いでポイントをもらいたかったら、
セブンカードプラスを新規発行するという一択。

そういうことですよね?

 

セブンカードプラス作りたくない

今はミニマリストへの道の一環としてなるべく新しいカードを増やしたくないので、nanacoのためだけにセブンカードプラスを作るなんてことはありません。

というわけで、この瞬間、nanacoちゃんは我が家での存在価値をなくし、破棄されることとなりました!ごめん!

 

新しいクレジットカードを作ることに抵抗のない方は、セブンカードプラスを新規発行してnanacoを使うといいと思います。

うちも4年前に気づいていたら、セブンカード作ってたかもね。

 

なんだか騙されたような気分ですが…

制度変更前に楽天側は一応お知らせしてくれていたわけで、それを私が知らなかったというだけで、ポイント率などの制度が変わることもあるよというのはきっと契約時にもどこかに小さい字で書いてあったんだろうし、きっと私は同意ボタン押したんだろうし、楽天側にもいろいろ経済的事情はあるんだろうから仕方ないわけで、提供してくれているサービスを利用させていただいているのはこちらなのであくまでも主導権は向こうにあるわけで、まぁ文句言う人もいるんだろうけど、向こうにまったく非はないんでしょう、きっと。ぶつぶつ。

こういったポイント還元関連は頻繁に制度が変わるものなので、こまめにチェックしておかないといけないということを学んだ一件でした。

2021年はpaypay一択

時は2021年。

paypayの台頭により、ここ数年で世のキャッシュレス事情は大きく変わりました。

ほかのキャッシュレス事業もがんばっているけど、paypayの普及率には目を見張るものがあります。

現在、うちでは水道料金も、国民健康保険も、住民税も、すべてpaypayで支払っています。

nanacoに関して言えば、2021年10月にApple Payに対応し、セブンカードプラスでなくても、Apple Pay対応カードからチャージできるということになりました。

paypayより還元率が高いクレジットカードもあるにはあります。

参考:Apple Payのnanacoチャージがポイント付与対象のクレジットカード2021!(外部サイト)

 

でも、私はもっぱらpaypay支払い。

    • 家にいながら公共料金が払える
    • カードをたくさん持ちたくない
    • paypayに対応している店が多くて使いやすい
    • 還元率アップ条件達成(月30回・50,000円以上)のため、なるべくpaypayにまとめたい
    • たまにやってる高額還元キャンペーンが嬉しい
    • ポイント(paypayボーナス)が使いやすい

理由はいろいろありますが、

還元率のよいお得な支払い方法を模索するより、できるだけシンプルに暮らしたい!

今はもう、それにつきます!

レジで「この店ではどんな支払い方法があるのかな?どれで支払ったらお得かな?」といちいち悩んで、財布からカードを出し、キャッシュレスならスマホでアプリを探し、クレジットカードなら機械に差し込んで暗証番号を入力し、それとは別にポイントカードを出して・・・

という、一連の作業をなるべく単純化したいのです。

おトク度に関係なく、自分の中で支払い方法の優先順位を決めておけば、とてもシンプルに考えることができます

「paypayで払う」と決めておけば、
その店がpaypayに対応しているかどうかを判断するだけで済みます。

そして、
私がふだん利用している店は、ほぼpaypay対応済みという現状

さらに、ポイントカードもアプリ化している店が増えてきているので、そうなるともう財布をカバンから出さずに買い物ができるわけです。

 

そういうわけで、うちでは夫婦ともにpaypayヘビーユーザー。

あとは、100円ショップseriaと、保育園の一時預かりと、近所の八百屋さんがpaypay対応してくれたら、ほぼ現金なしで生活できそうなんだけどなぁ。

 

ちなみに:nanacoで65,000円払う方法もなくはないようです(外部サイト)

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